確定申告

個人事業主は、翌年の3月15日までに確定申告を行い、所得税額を税務署に申告納税しなくてはなりません。

青色申告と白色申告

確定申告には、「青色申告」「白色申告」2つの申告方法がありますが、節税の観点からエンジニアルームでは「青色申告」をおすすめします。
白色申告の方が記帳は簡単で、青色申告の方が収支を詳細に記録する必要があるため手がかかりますが、青色申告した場合のみ適用される控除など、40項目以上の節税上のメリットがあります。

青色申告の手続き

青色申告をして各種控除を受けるためには、「所得税の青色申告承認申請書」を事前に提出しておく必要があります。何も提出しない場合は自動的に白色申告となります。
また、家族などが事業を手伝ってくれる場合、「青色事業専従者給与に関する届出書」を税務署に提出することで、青色事業専従者(家族)の給与を経費にすることができます。

青色申告の手順

青色申告には、以下のことが義務づけられています。

・複式簿記によって帳簿をつけること

・決算を行い、「損益計算書」と「貸借対照表」を作成すること

・事業にかかった経費(必要経費)の領収書を整理し、7年間保管すること

・取引を記録した書類(納品書、請求書、発注書、受注書、契約書等)を整理し5年間保管すること

「複式簿記による帳簿」は、会計ソフトを活用すると便利です。
また、税務署には以下のものを提出する必要があります。

・青色申告決算書

・確定申告書

・提出義務のある証票類

詳細は国税庁のホームページなどでご確認ください。

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